日立市議会 2012-09-28
平成24年第3回定例会(第5日目) 本文 開催日: 2012-09-28
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午後 1時00分開議
◯議長(
飛田謙一君) 御報告いたします。
ただいま
出席議員は28名であります。
これより本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付してあります
議事日程第5号のとおりであります。
これより議事に入ります。
─────────────────────────────────────────────
日程第1 議案第72号について
2
◯議長(
飛田謙一君) 日程第1 議案第72号についてを議題といたします。
ただいま議題といたしました議案の説明、質疑は既に終了しておりますので、討論に入りますが、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。日立市
公平委員会委員として
岩瀬玲子氏を選任することに同意する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
3
◯議長(
飛田謙一君)
起立全員であります。よって、議案第72号は
市長提案のとおり同意することに決しました。
─────────────────────────────────────────────
御報告いたします。
本
委員会に付託されました議案は6件であります。去る9月13日に
委員会を開催し、
関係箇所の
現地調査を行うなど、慎重に審査いたしました。その結果はお手元の
報告書のとおりでありますが、以下、審査の概要を申し上げます。
初めに、議案第62号、平成24年度
一般会計補正予算の
所管部分についてであります。補正の主な内容は、災害時等要
援護者台帳管理システム導入に係る委託料や、
民間保育園の
施設整備を行う
社会福祉法人に対する補助のほか、水はけの悪い
大みか小学校の
グラウンド整備事業や
助川小学校の
校舎耐震補強に係る
工事請負費、さらに、
学校校舎耐震化を前倒しして進めるために、
宮田小学校ほか8校、
平沢中学校ほか5校の
実施設計委託料などが計上されました。採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しましたが、本議案に関連し、
郷土博物館大
規模改造事業について要望を1点申し上げます。
郷土博物館は、
東日本大震災により大きな被害を受け、一時休館しておりましたが、被害が大きい
特別展示室等を除き、
常設展示室などの展示を再開しております。今回の
補正予算では、全体復旧や
耐震補強工事など大
規模改造のための
設計業務委託料2,000万円が計上され、執行部からは、「今後見込まれる
工事費は3億円から5億円を想定している。」との説明がありました。審査の中で委員からは、「厳しい
財政状況を踏まえ、
特定財源の確保に努めてほしい。」との意見や、「
郷土博物館への来館者が低迷している現状を踏まえ、魅力ある博物館につながるような取組が必要である。」との意見が出されました。執行部におかれましては、
郷土博物館大
規模改造事業を進めるに当たりましては、
特定財源の確保に積極的に努められるとともに、
来館者数の増加につながる魅力ある施設とするための方策等について検討されますよう、要望するものでございます。
なお、今回の
郷土博物館を始め、
東日本大震災で被災した施設の復旧・復興が今後本格化してまいりますが、「改修の方針等については、所管の
常任委員会で十分なる協議を行うことが必要である。」との意見がありましたので、申し添えます。
次に、議案第63号、平成24年度
介護保険事業特別会計補正予算については、過年度の
決算剰余による繰越金から、
過年度事業費の精算により
超過交付となった
国庫負担金や
支払基金交付金等の
償還金を差し引き、残額を
介護保険給付費準備基金へ積み立てるものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第65号、
日立市立図書館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、久慈町3丁目地内、旧
日立電鉄久慈浜駅跡地に建設中の図書館について、その名称、位置を定めるため、本条例を制定するものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第66号、
助川中学校校舎大
規模改造事業建築主体工事の
請負契約の締結については、
契約金額5億5,400万円余、完成の期限を平成26年1月31日として、鈴縫・藤和・
熊田特定建設工事共同企業体と契約するものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第68号、平成24年度
一般会計補正予算の
専決処分についての
所管部分については、局所的に
放射線量の高い箇所、いわゆる
ホットスポットが観測された、子供の生活に深く関わる
私立幼稚園や、
スポーツ施設などの
教育関連施設及び
認可外保育施設や
民間学童クラブなどの
民生関連施設の
除染工事に係る費用の計上であり、採決の結果、
全会一致をもって原案を承認すべきものと決しました。
次に、議案第71号、茨城県
後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議については、
外国人登録法の廃止及び
住民基本台帳法の改正に伴い、茨城県
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更するものであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上で報告を終わりますが、本
委員会の決定に対し各位の御賛成をお願いいたします。
8
◯議長(
飛田謙一君) 次に、
青木環境建設委員長に報告を求めます。
9 平成24年9月28日
日立市議会議長 飛田 謙一 殿
環境建設委員長 青木 俊一
環境建設委員会議案審査報告書
本
委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、
会議規則第102条の規定により報告します。
記
┌──────┬──────────────────────┬─────┬───────────┐
│事件の
番号 │ 件 名
│議決の結果
│ 摘 要
│
├──────┼──────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第62
号│平成24年度日立市
一般会計補正予算(第5号)
│原案可決 │ │
│ │中
│ │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算補 │ │ │
│ │ 正」のうち
│ │ │
│ │ 歳 出 第2款
総務費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第4款 衛生費
│ │ │
│ │ 第8款
土木費 │ │ │
│ │ 第11款
災害復旧費の
所管部分 │ │ │
├──────┼──────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第68
号│専決処分について(平成24年度日立市
一般会 │原案承認 │ │
│ │計
補正予算(第3号))中
│ │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算補 │ │ │
│ │ 正」のうち
│ │ │
│ │ 歳 出 第8款
土木費 │ │ │
│ │ 第11款
災害復旧費の
所管部分 │ │ │
├──────┼──────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第69
号│専決処分について(平成24年度日立市
下水道 │原案承認 │ │
│ │事業会計補正予算(第1号))
│ │ │
├──────┼──────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第70
号│専決処分について(平成24年度日立市
一般会 │原案承認 │ │
│ │計
補正予算(第4号))中
│ │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算補 │ │ │
│ │ 正」のうち
│ │ │
│ │ 歳 出 全 款
│ │ │
└──────┴──────────────────────┴─────┴───────────┘
◯
環境建設委員長(青木俊一君) ◇登壇◇
環境建設委員長の青木俊一です。
御報告いたします。
本
委員会に付託されました議案は4件であります。9月13日に
委員会を開催し、
関係箇所の
現地調査を行うなど、慎重に審査いたしました。審査の結果はお手元の
報告書のとおりでありますが、以下、審査の概要を申し上げます。
初めに、議案第62号、平成24年度
一般会計補正予算の
所管部分であります。補正の主な内容は、日立市民会館の利用者に対し優れた音響効果を提供するため、老朽化が進んだ音響設備をアナログからデジタル方式に切り替えるための改修工事等を行う運営経費や、県が進めている急傾斜地崩壊対策事業において追加工事に伴い支出する事業負担金、さらには、旧清掃センター建屋内に一時保管している一定以上の放射線を含む焼却灰の一部を同じ建屋内のごみピットに移動し、今後の受入れスペースを確保するための整備を行う、その他衛生関連災害対策経費の計上などであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しましたが、日立市民会館の維持管理について要望を1点申し上げます。
日立市民会館は昭和40年に建設され、今年で47年が経過しておりますが、緞帳付きのステージであることや、座席の規模から多様な文化事業に対応でき、他の施設では代替が困難な各種事業も数多く実施され、市民の皆様や行政の各種文化活動の拠点施設として愛され続けてきました。しかし、昨年の
東日本大震災の影響で大きな被害を受けたことで、災害復旧に向け耐震診断を行ったところであります。執行部からは、「建物の主要部分の耐震性能の評価は基準値を満たしている結果が出たため、今後は、建物の安全性確保の観点から耐震補強及び天井部の改修を進め、施設機能を維持しながら活用していく方針。」との説明を受けました。
審査の中で委員からは、「今後も市の文化活動の拠点施設として維持していくのであれば、メンテナンス計画を立て、しっかりとした管理を行ってほしい。」との意見や、「利便性向上のため、新たな設備改善計画を立てていく必要があるのではないか。」などの意見が出されました。執行部におかれましては、日立市民会館について、今回の改修工事を契機として、今後も文化活動の拠点施設としての役割を果たすとともに、利用者の利便性とサービス向上を図るため、長期的なメンテナンス計画を立て、できるだけ長く施設を利用できるように維持管理されますよう、要望いたします。
次に、議案第68号、平成24年度
一般会計補正予算の
専決処分の
所管部分についてであります。内容は、下水道事業会計繰出金の整理や特別措置法対象外である子供の
生活環境に係る公園内の
ホットスポットの
除染工事を行うその他土木関連災害対策経費などであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を承認すべきものと決しました。
次に、議案第69号、平成24年度下水道事業会計
補正予算の
専決処分についてあります。内容は、下水道管路施設において、硫化水素による管渠の腐食によって、国分町2丁目及び東町3丁目の2箇所で大口径ヒューム管上部の崩落が確認されたため、市民の安全を優先し、緊急に工事を行うための改築工事経費や、この工事の請負費の財源として企業債を借り入れるものなどであり、採決の結果、
全会一致をもって原案を承認すべきものと決しました。
次に、議案第70号、平成24年度
一般会計補正予算の
専決処分の
所管部分についてであります。内容は、崩落の危険がある日立市民会館のホール天井をより軽量で耐震性のある安全な構造へ張り替えるための改修工事等の経費であり、採決の結果、
全会一致をもって原案を承認すべきものと決しました。
以上で報告を終わりますが、本
委員会の決定に対し各位の御賛成をお願いいたします。
10
◯議長(
飛田謙一君) 次に、佐藤新庁舎建設特別
委員長に報告を求めます。
11 平成24年9月28日
日立市議会議長 飛田 謙一 殿
新庁舎建設特別
委員長 佐藤 三夫
新庁舎建設特別
委員会議案審査
報告書
本
委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、
会議規則第102条の規定により報告します。
記
┌──────┬──────────────────────┬─────┬───────────┐
│事件の
番号 │ 件 名
│議決の結果
│ 摘 要
│
├──────┼──────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第62
号│平成24年度日立市
一般会計補正予算(第5号)
│原案可決 │ │
│ │中
│ │ │
│ │ 第1条第2項の「第1表
歳入歳出予算補正」
│ │ │
│ │ のうち
│ │ │
│ │ 歳 出 第2款
総務費の
所管部分 │ │ │
│ │ 第3条(
債務負担行為の補正)の
所管部分 │ │ │
└──────┴──────────────────────┴─────┴───────────┘
◯新庁舎建設特別
委員長(佐藤三夫君) ◇登壇◇ 新庁舎建設特別
委員長の佐藤三夫であります。
御報告いたします。
本
委員会に付託されました議案は、議案第62号、平成24年度
一般会計補正予算の
所管部分についてであります。去る9月24日に
委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。その結果はお手元の
報告書のとおりでありますが、以下、本
委員会における審査の概要を申し上げます。
予算の内容は、新庁舎建設事業において、新庁舎建設予定地である本庁舎西側駐車場に隣接している弁財天社について、移築して敷地の有効活用を図るため、新庁舎建設物件移転補償に係る費用668万円を計上するものであります。また、今年度実施する新庁舎設計コンペの参加公募の際に、設計委託費の上限額を公表する必要があることや、来年度早々から本格的な設計業務に着手できるようにするために、新庁舎建設基本・実施設計業務委託として、平成26年度までの期間で、限度額3億2,860万円の
債務負担行為を設定するものであります。採決の結果、
全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
本
委員会の決定に対しまして各位の御賛同をお願い申し上げ、報告を終わります。
12
◯議長(
飛田謙一君) 次に、大庭決算審査特別
委員長に報告を求めます。
13 平成24年9月28日
日立市議会議長 飛田 謙一 殿
決算審査特別
委員長 大庭 弘美
決算審査特別
委員会議案審査
報告書
本
委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、
会議規則第102条の規定により報告します。
記
┌──────┬──────────────────────┬─────┬───────────┐
│事件の
番号 │ 件 名
│議決の結果
│ 摘 要
│
├──────┼──────────────────────┼─────┼───────────┤
│議案第67
号│平成23年度決算の認定について
│原案認定 │
│
└──────┴──────────────────────┴─────┴───────────┘
◯決算審査特別
委員長(大庭弘美君) ◇登壇◇ 決算審査特別
委員長の大庭弘美です。
御報告いたします。
本
委員会に付託されました議案は、議案第67号、平成23年度決算の認定についてであります。平成23年度決算における一般会計の歳入総額は751億9,500万円余、歳出総額は707億1,000万円余となり、対前年度比で歳入が3.6%の増、歳出が3.2%の増と、過去最大となった前年度を更に上回る規模となりました。しかしながら、平成23年度は、皆様御承知のとおり、平成23年3月11日に発生した
東日本大震災直後の年度であり、甚大な被害を受けた本市にとっては、震災からの復旧・復興に向けた緊急かつ迅速な対応が求められた過去に例のない年でありました。執行部におかれましては、従来の自治体業務に加え、震災により取り組まなければならない多種多様な業務が新たに増えたわけでございますが、他市に先駆けての市民生活の早期再建に向けた取組は、誠に目覚ましいものがありました。
時間の都合上、わずかではございますが、その一例を申し上げます。
臨時集積所に山積みされた災害ごみの処理を始め、被災住宅修繕
工事費の助成や宅地内水道管修理費の助成など、被災者支援にいち早く取り組むとともに、道路や上下水道施設等の生活インフラを始め、学校や福祉施設などの復旧に取り組まれました。また、屋外放送塔の増設や防災備蓄倉庫の整備など、震災を教訓とした災害に強いまちづくり、さらには、茨城港日立港区の整備促進や再生可能エネルギーの利用促進など、震災を契機とした活力あるまちづくりに向けた計画的な復興にも取り組まれました。正に今後100年を目指す日立再生に向けて、全職員が汗を流しながら一丸となって取り組まれた1年であり、吉成市長を始め執行部の皆様に対しまして、まずもって心から敬意を表し、感謝を申し上げる次第であります。
以下、本
委員会で行われました審査の経過並びに採決の結果について御報告いたします。
まず、審査の経過について申し上げます。
本
委員会は、審査に当たり、予算の執行状況等を精査するため、既に各位に配付してあります審査資料の提出を求めるとともに、去る9月12日に監査委員から審査意見書について説明を受けました。また、18日には、地震と津波により甚大な被害を受けた久慈浜地区の市道8208号線の復旧状況や、避難所における物資の確保・充実を図る防災備蓄倉庫など、計5箇所の
現地調査を実施いたしました。さらに、19日から21日までの3日間には、各部ごとに、予算執行による行政効果等を中心に詳細な説明を受け、本件認定に係る平成23年度予算が議会の議決の趣旨にのっとり、適切かつ効果的に執行されたかという視点を基本に活発なる質疑を行い、慎重に審査をいたしました。
次に、採決の結果について御報告いたします。
本
委員会に付託されました議案第67号、平成23年度決算の認定については、採決の結果、お手元の
報告書のとおり、
全会一致をもって原案を認定すべきものと決しましたが、以下、本
委員会における議論の要約として7点の要望を申し上げます。
要望の1点目は、
特定財源の確保についてであります。本
委員会が審査資料として新たに求めた震災復旧復興関連経費に関する調によりますと、平成23年度における復旧・復興関連経費の決算額は77億8,300万円余となりました。皆様御承知のとおり、この決算額のうち66億1,300万円余は、震災復興特別交付税のほか、社会資本整備総合交付金や市町村復興まちづくり支援事業費交付金など、国や県などからの
特定財源によるものであります。
審査の中で委員からは、「市民生活を一日も早く震災前の姿に戻すために、しっかりと努力をされ、
特定財源を獲得していただいた。引き続き、国などの動向を注視してほしい。」との意見や、「財源確保の状況によっては、復旧・復興の進捗とともに、後年度の負担が違ってくる。財政部が中心となって全ての部署へ働き掛け、更なる
特定財源の確保に向けた努力をしてほしい。」との意見が出されました。執行部におかれましては、
特定財源に関連する情報の収集に引き続き努めるとともに、財政部が中心となって関係部署との調整・連携を強化し、更なる
特定財源の確保に向けて努力されるよう、要望するものであります。
要望の2点目は、海抜標示ステッカーの設置についてであります。平成23年度の
防災体制整備事業費においては、沿岸部、あるいは津波浸水区域を中心に、その地点の海抜を示す海抜標示ステッカーが630箇所に設置されました。皆様御承知のとおり、この事業は、全壊・半壊、床上浸水を合わせて約600戸という本市の津波被害を教訓に、迅速に取り組まれたものであります。執行部からは、「設置場所については、市が所有する保安灯や屋外放送塔のほか、県が管理する道路照明灯などにも許可を得て設置するなど、できる限り目立つように設置した。」との説明がありました。
審査の中で委員からは、「関係機関や事業所などの協力を得るなど、目立つところへの設置を検討してほしい。」との意見や、「市民の安全確保を一層図るため、更に見えやすくするなどの検討をしてはどうか。」との意見が出されました。執行部におかれましては、津波からいち早く安全に避難する環境を整えるため、海抜標示ステッカーの設置場所や視認性について更に検討されるよう、要望するものであります。
要望の3点目は、生活保護費における受給者増への対策についてであります。皆様御承知のように、生活保護につきましては、預貯金などの資産や働く
能力、親族や他の法令による援助などを活用しても、なお生活が困窮する場合に、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とした制度であります。平成23年度の生活保護費支給費における扶助費実績は総額33億4,700万円余であり、長引く景気の低迷や厳しい雇用情勢などを背景として、年々生活保護世帯数及び支給額が増加している状況であります。執行部からは、「生活保護受給者の伸び率は鈍化しているが、保護率は約1%、市民100人に1人が生活保護を受給している状況である。その中で、就労支援対象者約330人のうち、実際に就労に結び付いたのは約30人である。」との説明がありました。
審査の中で委員からは、「いろいろな状況がある中で、働く意欲がある方もいるのではないかと思うので、就労支援などの取組について今後も努力していただきたい。」との意見や、「様々な問題を抱え、どうしても生活保護を必要とする方もいることは事実であるが、近年の生活保護受給者の急増や若年齢化の傾向は社会全体としても問題であり、少しでも歯止めがかかるような努力をお願いしたい。」との意見が出されました。執行部におかれましては、生活保護費における受給者増への対策について、就労支援など自立助長につながる支援の一層の推進と、関係機関と緊密な連携を図りながら、引き続き生活保護の適正な実施に向け努められるよう、要望するものであります。
要望の4点目は、
東日本大震災の経験を生かした学校教育の実施についてであります。平成23年度は、小学校において新しい学習指導要領による指導が始まるとともに、
東日本大震災直後の厳しい環境の中でスタートいたしました。ひびの入った校舎で余震におびえながらの学校生活を強いられ、子供たちにとって忘れることのできない、一生記憶に残る1年であったと認識しております。しかし、このような学校生活の中で子供たちは、つらい気持ちとともに、物を大事にする気持ちや助け合う心に自ら気付き、家や学校、あるいは地域において自主的に大人の手伝いを行うなど、大震災を経験し、大きく成長したのも事実であります。執行部からは、子供の状況について、「平成23年度当初は頑張ろうという意識が強かったが、徐々に薄れてきていると感じる。また、大きな衝撃を受け、思い出したくないこともあるようだが、反面、命の大切さや普通に暮らすことのできる幸せを感じたり、今後、人の役に立つようになりたいという意識が芽生えた。」との説明がありました。
審査の中で委員からは、「
東日本大震災をマイナスとだけ捉えるのではなく、子供の意識の変化、心の変化をプラスの財産として捉え、伝えていくことが大切である。」との意見や、「今回の経験を学校教育の中でぜひ生かしてほしい。」との意見が出されました。執行部におかれましては、
東日本大震災の記録を授業の教材の一つとして活用するなど、大震災の経験や記憶を将来にわたり引き継ぐ学校教育の実施に向け取り組まれるよう、要望するものであります。
要望の5点目は、被災住宅修繕工事支援事業の継続的な取組についてであります。被災住宅修繕工事支援事業につきましては、本市独自の支援策として、震災により被災した住宅を修繕する市民のうち、被災者生活再建支援制度の適用対象とならない方に対する助成制度であります。平成23年度の実績として、交付決定件数1万567件、交付決定額10億2,004万7,000円、支払件数6,638件、支払い額6億4,068万2,000円であります。執行部からは、「修繕工事が完了していない申請者は3,929件である。」、また、「本年9月末までの申請期限を今年度末まで延長したいと考えている。」との説明がありました。
審査の中で委員からは、「本市では一部損壊を含め約1万7,000件の家屋が被害に遭っており、様々な理由から申請できていないという声が数多く聞かれる。制度を終了する時期については、慎重に判断をしていただきたい。」との意見が出されました。執行部におかれましては、被災住宅修繕工事支援事業について、対象となる被災された市民の方へ改めて本事業の周知を行うとともに、市民の生活基盤の再建という目的を十分考慮しながら終了時期を判断するよう、要望するものであります。
要望の6点目は、かみね動物園の安全体制についてであります。平成23年度の動物園事業特別会計においては、動物園の魅力向上や集客力アップを図るため、新たにクマ舎を整備するほか、震災で損傷を受けた小獣舎を取り壊し、カピバラなど6種類の小動物を展示できる施設の再建や、同じく震災により亀裂の入った園路の復旧などの外構工事が実施されました。皆様御承知のとおり、地震や福島第一原発事故の風評被害により、他の施設やイベントの入込客数が伸び悩む中、かみね動物園における平成23年度の入園者数は36万人を突破し、過去20年間で最高の入園者数となりました。また、震災後の長引く余震や避難生活で受けたストレスをいやし、市民を元気付けようと、震災直後の3月22日から4月10日までの間、無料開園にも取り組まれました。改めて、かみね動物園の運営に携わる皆様に対しまして心から感謝を申し上げます。
審査の中で委員からは、「この前のような震災により動物園全体が崩壊したことを想定した場合、逃げ出した動物たちから近隣住民を守るための万全な体制を構築しておくべきではないか。」との意見が出されました。それに対し執行部からは、「最低限、動物園の中だけでおさまるようにしたい。今年2月にも猛獣脱出訓練を行ったが、更なる強化策をとっていきたい。」との答弁がありました。執行部におかれましては、かみね動物園の安全体制について、将来の災害に対する備えを万全にするため、不測の事態にも対応し得る体制を構築されるよう、要望するものであります。
要望の7点目は、老朽化した水道施設の早期更新についてであります。本市の水道事業は、事業開始から半世紀以上が経過し、多くの施設が老朽化し、更新時期を迎えております。また、さきの
東日本大震災では各所で漏水が発生し、市内全域での断水の復旧に最長で10日間を要す事態となり、施設の更新に合わせた耐震化対策も求められております。このような課題を抱える中、執行部においては今後の水道事業の在り方の検討に着手し、本年3月、水道事業総合基本計画を策定しました。執行部からは、「平成23年度の水道事業会計は、
東日本大震災の影響などにより8年ぶりの赤字決算であり、今後も給水人口の減少などにより、水道料金収入の減少が見込まれる。また、一方で、水道事業総合基本計画の中で示したとおり、管路の更新には概算事業費として約600億円の多額の費用と、長期にわたる事業期間が必要になると見込まれる。」との説明がありました。
審査の中で委員からは、「耐用年数を経過している管路の更新事業は不可欠であり、早期に財政見通しを示してほしい。」との意見や、「
東日本大震災のような災害に対する市民の安全や安心のためにも、一刻も早い対応が必要である。」との意見が出されました。執行部におかれましては、水道事業については一層の財源の確保に努め、財政収支計画を策定した上で、早期に老朽化した水道施設の更新事業に取り組まれるよう、要望するものであります。
以上、審査の経過並びに採決の結果について御報告いたしましたが、執行部におかれましては、本
委員会において議論された事項や審査委員の審査意見を十分に考慮され、昨年9月に策定された震災復興計画の趣旨にある「市民が安心して暮らすことのできる活力あふれたまちの実現」を果たすため、さらには、本年4月からスタートした総合計画の基本構想に掲げる将来都市像「生活未来都市・ひたち」の実現に向けて、なお一層努められることを期待するものであります。
結びに、決算審査に御協力いただきました関係各位に感謝を申し上げますとともに、本
委員会の決定に対し、議員各位の御賛成を賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
14
◯議長(
飛田謙一君) 以上で各
委員長からの報告は終わりました。
直ちに質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15
◯議長(
飛田謙一君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、討論であります。討論の通告がありましたので、発言を許します。
反対討論の小林議員に発言を許します。
16 ◯7番(小林真美子君) ◇登壇◇ 日本共産党の小林真美子です。
付託された議案中、議案第67号、平成23年度決算の認定について反対いたします。以下、要旨を述べ、討論といたします。
東日本大震災からの復旧・復興や、福島原発事故による影響への対策など、また、被災者に対する様々な支援に市は力を尽くされてきましたことに感謝を申し上げます。平成23年度の一般会計歳入決算額は751億9,580万8,047円で、前年度と比較し、25億9,700円余の増ですが、これは主に諸収入、繰入金は減少したが、地方交付税、市債の増加によるものとしています。市税の減は、法人市民税が対前年度比35.2%の減などによるものです。地域経済の回復する希望も見いだせない中、市民は、雇用問題や生活費に覆いかぶさる医療費等の負担の問題など困難な状況にあり、市民の暮らしを応援する施策が求められています。国民健康保険料や介護保険料等の負担軽減、子供の医療費助成制度の対象年齢の引上げ等子育て支援といった、更なる市民負担の軽減を図るべきです。
次に、市職員の給与について、人事院勧告に伴い給与表0.23%の減額をしていますが、人事院勧告が民間給与の動向を踏まえて出されるとしても、このことで更に民間の賃上げを助長することにつながるものです。地域経済に大きな影響を及ぼし、一層の景気冷え込みをさせるものとして反対します。
市では、行財政改革で職員数の削減等を行い、財源確保、経費削減、市民サービスの向上などの成果を上げているとして、その成果額が最大なものに、人件費の削減2億9,120万円を挙げています。国が示す市職員定数を下回る職員数とする削減は、市民サービスの向上とは逆の方向を向いているのではないでしょうか。市職員は、正規雇用で安定して働ける人員を増やし、更なる市民サービスの向上に尽くすべきです。
次に、日立港区モータープールについて、第6モータープール埋設管移設補償5,880万3,000円と、5年割賦の臨海部モータープール整備用地取得2億2,331万円は、モータープールを使用する事業者が行うべき事業であると考え、反対いたします。
以上、要旨を述べ、討論といたします。
17
◯議長(
飛田謙一君) 以上で討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。
採決方法についてお諮りいたします。今回は、反対討論のありました議案を単独で、続いて、
予算関係議案、
条例関係議案、契約関係議案及びその他の議案、以上5つに分けて採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
18
◯議長(
飛田謙一君) 御異議なしと認めます。よって、5つに分けて採決いたします。
お諮りいたします。最初に、反対討論のありました議案、すなわち、議案第67号に対する決算審査特別
委員長の報告は原案認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
19
◯議長(
飛田謙一君) 起立多数であります。よって、議案第67号は
委員長の報告のとおり原案認定と決しました。
続いてお諮りいたします。
予算関係議案、すなわち、議案第62号及び議案第63号の2件に対する各
委員長の報告は原案可決であります。各
委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
20
◯議長(
飛田謙一君)
起立全員であります。よって、これら2件の議案は各
委員長の報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。
条例関係議案、すなわち、議案第64号及び議案第65号の2件に対する各
委員長の報告は原案可決であります。各
委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
21
◯議長(
飛田謙一君)
起立全員であります。よって、これら2件の議案は各
委員長の報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。契約関係議案、すなわち、議案第66号に対する
教育福祉委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
22
◯議長(
飛田謙一君)
起立全員であります。よって、議案第66号は
委員長の報告のとおり原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。その他の議案、すなわち、議案第68号から議案第71号までの4件に対する各
委員長の報告は原案承認及び原案可決であります。各
委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
23
◯議長(
飛田謙一君)
起立全員であります。よって、これら4件の議案は各
委員長の報告のとおり原案承認及び原案可決と決しました。
─────────────────────────────────────────────
日程第3 請願等について
24
◯議長(
飛田謙一君) 日程第3 請願等についてを議題といたします。
各
委員会に付託中のこれら請願等に対する各
委員会での審査の経過及びその結果の報告を各
委員長に求めます。
初めに、
薄井総務産業委員長に報告を求めます。
25 平成24年9月28日
日立市議会議長 飛田 謙一 殿
総務産業委員長 薄井 五月
総務産業
委員会請願(陳情)審査
報告書
本
委員会に付託された請願(陳情)は、審査の結果下記のとおり決定したから、
会議規則第134条の規定により報告します。
記
┌──┬───────────┬────────────┬─────┬─────┬──────┐
│受理│
│ 請願(陳情)者の
│紹介議員 │
│ │
│
│ 件 名
│ │ │審査結果 │ 摘 要 │
│番号│
│ 住 所 氏 名
│氏 名 │
│ │
├──┼───────────┼────────────┼─────┼─────┼──────┤
│9 │東海第二原発の再稼働に│日立市鮎川町5-8-28-1 │
│ 不採択
│ │
│
│伴う被ばくリスクゼロを│ 白 倉 直 子
│ │ │ │
│
│求める意見書提出を求め│
│ │ │ │
│
│る陳情
│ │ │ │ │
└──┴───────────┴────────────┴─────┴─────┴──────┘
◯総務産業委員長(
薄井五月君) ◇登壇◇
総務産業委員長の
薄井五月です。
御報告いたします。
本
委員会で審査いたしました請願等は、今回付託されたもの1件、すなわち、受理番号9、東海第二原発の再稼働に伴う被ばくリスクゼロを求める意見書提出を求める陳情であります。
審査の中で委員からは、「今の段階において、即廃炉という急激な変化を起こさせてよいのか疑問がある。」との意見や、「3月定例会で議決した東海第二原子力発電所の再稼働の判断等に対する意見書では、安全性に関する十分な検証とともに、周辺自治体及び住民の納得を前提に行うことなどを既に求めている。」との意見、さらには、「放射性物質は自然界にも存在し、医療にも利用されている。放射性物質全てを否定することは理解できない。」との意見が出され、採決の結果、
全会一致をもって不採択と決しました。
以上で報告を終わりますが、本
委員会の決定に対しまして各位の御賛成をお願い申し上げます。
26
◯議長(
飛田謙一君) 次に、
岡部教育福祉委員長に報告を求めます。
27 平成24年9月28日
日立市議会議長 飛田 謙一 殿
教育福祉委員長 岡部 光雄
教育福祉
委員会請願(陳情)審査
報告書
本
委員会に付託された請願(陳情)は、審査の結果下記のとおり決定したから、
会議規則第134条の規定により報告します。
記
┌──┬───────────┬────────────┬─────┬─────┬──────┐
│受理│
│ 請願(陳情)者の
│紹介議員 │
│ │
│
│ 件 名
│ │ │審査結果 │ 摘 要 │
│番号│
│ 住 所 氏 名
│氏 名 │
│ │
├──┼───────────┼────────────┼─────┼─────┼──────┤
│7 │B型肝炎・C型肝炎患者│日立市日高町1-27-3
│茅根 茂彦│採 択 │(参考)
│
│
│の救済に関する意見書採│B型・C型肝炎救済 茨城│
│ │ 意見書の │
│
│択の請願
│の会
│ │ │議案を別に │
│
│ │ 代表 川 井 玲 子 │
│ │提出する。 │
├──┼───────────┼────────────┼─────┼─────┼──────┤
│8 │教育予算の拡充を求める│水戸市笠原町978-46 │中川 雅子│採 択 │(参考)
│
│
│請願
│茨城県教職員組合
│薄井 五月│
│ 意見書の │
│
│ │執行
委員長 │蛭田 三雄│
│議案を別に │
│
│ │ 高 野 冨二男
│青木 俊一│
│提出する。 │
│
│ │ 外540人 │
│ │ │
└──┴───────────┴────────────┴─────┴─────┴──────┘
◯教育福祉委員長(
岡部光雄君) ◇登壇◇
教育福祉委員長の
岡部光雄です。
御報告いたします。
本
委員会で審査いたしました請願等は、今回付託された受理番号7、B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書採択の請願及び受理番号8、教育予算の拡充を求める請願の2件であります。慎重に審査した結果、願意妥当なものと認め、それぞれ
全会一致をもって採択すべきものと決しました。
なお、これら2件の請願が本会議において採択と決しましたときは、意見書案を別途提案いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で報告を終わりますが、本
委員会の決定に対しまして各位の御賛成をお願いいたします。
28
◯議長(
飛田謙一君) 以上で各
委員長からの報告は終わりました。
直ちに質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
29
◯議長(
飛田謙一君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
直ちに採決いたします。
採決方法についてお諮りいたします。今回は、
委員会審査で不採択となった請願等1件を単独で、次に、その他の請願等2件を一括して、以上2つに分けて採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
30
◯議長(
飛田謙一君) 御異議なしと認めます。よって、2つに分けて採決いたします。
お諮りいたします。初めに、
委員会審査で不採択となりました受理番号9、東海第二原発の再稼働に伴う被ばくリスクゼロを求める意見書提出を求める陳情について、
総務産業委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
31
◯議長(
飛田謙一君) 起立多数であります。よって、受理番号9の陳情は
委員長の報告のとおり不採択と決しました。
続いてお諮りいたします。
委員会審査で採択となりましたその他の請願2件について、
教育福祉委員長の報告のとおり決することについて賛成する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
32
◯議長(
飛田謙一君)
起立全員であります。よって、これら2件の請願は
委員長の報告のとおり採択と決しました。
ここで議案配付のため暫時休憩いたします。
午後 1時54分休憩
───────────────────────
午後 1時55分再開
33
◯議長(
飛田謙一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
─────────────────────────────────────────────
日程第4 議案第73号及び議案第74号について
34
◯議長(
飛田謙一君) 日程第4 議案第73号及び議案第74号についてを一括して議題といたします。
議案第73号及び議案第74号について、提案者の岡部議員から説明を求めます。
35 ◯17番(
岡部光雄君) ◇登壇◇
岡部光雄でございます。
お手元の第4分冊、1ページ、議案第73号、B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書の提出について御説明いたします。
輸血や薬害等による、B型肝炎・C型肝炎患者が安心して治療を続けられるよう、肝炎治療と生活を支える公的支援制度を確立するため、関係機関に対し意見書を提出するものであります。
意見書は、2ページから4ページに記載されているとおりであります。
なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣、財務大臣、厚生労働大臣であります。
次に、5ページ、議案第74号、教育予算の拡充を求める意見書の提出について御説明いたします。
教育予算を国全体として、しっかりと確保・充実させるため、教育予算の拡充を求める意見書を関係機関に対し提出するものであります。
意見書は、6ページから7ページに記載されているとおりであります。
なお、提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(地域主権推進)であります。
以上で説明を終わりますが、各位の御賛成をお願いいたします。
36
◯議長(
飛田謙一君) 以上で提案者からの説明は終わりました。
ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
37
◯議長(
飛田謙一君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております2件の議案につきましては、
会議規則第36条第2項の規定により、
委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
38
◯議長(
飛田謙一君) 御異議なしと認めます。よって、これら2件の議案については
委員会への付託を省略することに決しました。
次に、討論であります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
39
◯議長(
飛田謙一君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。初めに、議案第73号、B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書の提出について、原案のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
40
◯議長(
飛田謙一君)
起立全員であります。よって、議案第73号は原案可決と決しました。
続いてお諮りいたします。議案第74号、教育予算の拡充を求める意見書の提出について、原案のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
41
◯議長(
飛田謙一君)
起立全員であります。よって、議案第74号は原案可決と決しました。
─────────────────────────────────────────────
日程第5 議員の派遣について
42
◯議長(
飛田謙一君) 日程第5 議員の派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
会議規則第158条の規定に基づき、お手元に配付してあります議員の派遣一覧表のとおり議員を派遣することに賛成する諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
43
◯議長(
飛田謙一君)
起立全員であります。よって、一覧表のとおり議員を派遣することに決しました。
以上で今期定例会に付議されました案件全部が終了いたしました。
これをもちまして平成24年第3回日立市議会定例会を閉会いたします。
午後 2時01分閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
議 長
13番
14番
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